■法心性西禅師 ■郎女・郎子
今日は笠間から所を移して桜川市真壁町から。
今年で23回目を迎える国民文化祭は茨城県が舞台となり、11月1日(土)〜9日(日)の期間
で各地域で様々なイベントが開催されます。ご当地笠間では、匠のまつりやストーンフェス
ティバル(こちらは桜川市との共同事業となる模様です)が行われます。
そして今回、復座6年目を迎える真壁白井座さんがこくぶんさいにて人形浄瑠璃の発表をす
ることとなり、チラシやポスターに使用する人形の「頭(かしら)」を桜川焼作家 出町光識
さんのご紹介で撮影させていただきました。
人形浄瑠璃は当初、私の全く知らない世界で真壁白井座さんのホームページや様々なホーム
ページを見てどんなものなのかを調べましたが、中々分かりませんでした。で、色々見てい
くうちに興味が湧き、どんな撮影をしようか構想を練り現場に向かいました。
やはり、実際の人形を見てみないと分からないもの。現場に着くと待っていた人形は想像し
ていたものとは違っていました。
頭は小さいが身体は結構大きい。人が操らなければ表情が出ない。また、演目の内容も不明
確(確認しなかったのも悪いのだが)であったので、どういう表情を狙ったら良いかの不安
もありました。しかし以前にも人形ではないが狐や鬼の面、陶人形などの撮影をしていたの
で、顔のライティングは決定していました。なにはともあれ「頭」の撮影は短時間(一体約
2〜3分。準備時間は含みません)で終わらせ、練習風景のスナップへ...
撮影当日、真壁白井座の皆さんの熱心な練習風景を見学させていただき、やっと人形浄瑠璃
の素晴らしさのさわりの部分が見えてきた様な気がします。今はもっともっと見たい知りた
いという感情が大きくなってきています。
11月の本番へ向け、真壁白井座の皆さんの練習と努力の結晶が実ることを願いながら、でき
る限りのお手伝いと協力をしていきたいと考えています。
*アースワーク土舞台・人形浄瑠璃の詳しい情報はこちらから
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