笠間焼の中でも数少ない陶人形作家の井上 卓氏(大築窯炉工業さんのニュースレター第8号トップ記事)の作品です。焼き〆という技法で創られた、渋い雰囲気が漂う『鬼六』さんです。
実はこの『鬼六』さんがおめかし?をして、数日間、私のスタジオにお泊まりいただている時に、(スケールダウンした)鬼六さんのお子さんが、ある方の目に止まり連れていかれて(ご購入されたそうです)しまったそうです。息子と二人で「うなぎ」を食べようとしていたのでしょうか...
もう少し早くお帰りいただいていれば、二人は離ればなれにならずに済んだのかと思うと胸が痛みます。
今日は大漁だったのでしょうか、左手にはおおきな「うなぎ」をぎゅっと握りしめ、右手には小槌を持ち、今のご時世に『福』をもたらせてくれるかのような『鬼六』さんです。
きめ細やかな作りには、感心させられます。
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